吉備高原の地形と古第三系“ 山砂利層”

鈴木 茂之・柳田 誠

 吉備高原に分布する“ 山砂利層” は更新統ではなく古第三系(吉備層群)であることを最初に明らかにした著者(鈴木)と,日本の山地形成について地形学的研究を行っているもう一人の著者(柳田)により,吉備高原の地形と吉備層群の特徴についてレビューがなされています.その中で吉備層群はかつての山地内中流域の谷埋め性堆積層であり,それが当時の河川分布を反映して追跡できることから,吉備高原は3 千万年以上にわたり大きな地殻運動は受けていないこと,また日本の山地の中において隆起速度は最低級であることが述べられています.

△PDFファイルの公開は2018年4月頃を予定しています