EPMA(電子プローブ・マイクロアナライザー)

EPMA分析は,電子顕微鏡に取り付けられた分析装置で鉱物の化学組成を分析します.電子線をもちいることで,直径5ミクロンほどの部分の分析が可能です.従って,分析試料の状態にもよりますが,鉱物の直径が20〜30ミクロンあれば,その粒子の化学組成の分析ができます.

同じ装置をもちいて,点ではなく,面の分析も可能です.化学組成が重量パーセントで示されるわけではありませんが,指定する元素の多い,少ないがカラーで表現されます.測定範囲は通常およそ50ミクロン×50ミクロン〜1cm×1cmです.

微細な部分に記録された特徴まで明らかになるため,岩石,堆積物,土器などの対比などに有効です.また鏡下観察で不明な鉱物の種類の決定に威力を発揮します.

定量している元素は,主要10元素としてSiO2, TiO2, Al2O3,Cr2O3, FeO, MnO, MgO, CaO, Na2O, K2Oです.微量元素や希土類元素につきましても承っておりますのでお問い合わせ下さい.またEDSによる定性分析も行っております.