岡山県津山地域の中新統勝田層群から産出した貝形虫化石(予報)

後藤 隆嗣・入月 俊明

 岡山県北部の津山盆地には勝田層群と呼ばれる中新世の海成層を主体とする地層が分布しています.既往研究では,勝田層群から産出する貝化石に基づき,その堆積環境の変遷が復元されています.これを詳細に検討するには,細かい層序間隔で試料採取が可能である微化石に基づく古環境推定が有効です.そこで著者らは,これまで中国地方の中新統からは報告例の少ない貝形虫化石を対象とし,古環境推定のための予察的な分析を行いました.今回はパイロット試料による分析であり,解析できたものは限られていますが,今後さらに研究を推し進めることにより,新たな展開が期待されます.

△PDFファイルの公開は2020年4月を予定しています