微細組織の検討

岩石、堆積物やコンクリートなどにおいて、構成要素の粒径、形状、量比、円さ、粒径の淘汰の度合いなどの情報は、試料および試料が形成された場の条件を反映しています。応力(例えば構造運動)を受けて形成された試料は、応力に応じた変形を組織として記録している場合があり、例えば断層岩などでは、変位の方向などが特徴的な微細組織がしばしば試料中に認められます。鏡下観察、研磨した岩片の表面の観察、帯磁率異方性の測定などによりこれらの情報を得る事が可能です。

XRD XRF EPMA
鏡下観察 電子顕微鏡 微化石
薄片 研磨片 CNS
岩石磁気 火山灰 ICP質量分析