地質技術No. 5_読み物(前編)
地質屋として
~自身の紹介とコンサル事業および ジオパークについて~
永川 勝久
株式会社蒜山地質年代学研究所創立20 周年おめでとうございます.また,記念すべき「地質技術」第5 号へ寄稿させて頂きありがとうございます.
御社との関わりは,私が岡山理科大学板谷徹丸研究室で肥後(ひご)変成岩のK-Ar 年代測定に取り組んだ際に,創業者の一人である竹下浩征氏と出会ったことに始まります.その際は,実験はもとより宿舎から食事まで皆さんに大変お世話になりました.あらためて,お礼申し上げます.
今回,執筆の依頼を受け,テーマを何にするか,逆に何が私に書けるのか迷いました.御社の歴史とほぼ同じく,私は地質コンサルタント業界に携わり20 年が過ぎました.その中で,地質屋として様々な経験ができましたので,私事になるかもしれませんが,少し振り返り,地質屋として感じたこと,とくに防災とジオパークについて執筆させて頂きます.
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