On geothermometer and oxygen barometer using coexisting Fe-Ti oxides on a thermodynamic basis:
A case of regular solution approximation

Tetsumaru Itaya

 本論文は,日本岩石鉱物鉱床学会(現・日本鉱物科学会)の学会誌に掲載された「Fe-Ti酸化鉱物の地質温度計と酸素分圧計の数式化について―正則溶液モデルの場合―」(1980年)を著者が英訳したものです.英国のある出版社から著者に英訳の依頼があったことがきっかけで,執筆されました.「地質技術」はインターネット上でも公開されておりますので,英文化されることで,海外の方の目にも触れる機会がある可能性があります.近年は分析機器の進歩もあり,多量の数値データが得られやすくなっておりますが,タイトルにある数値化はそういったデータを取り扱う上で有用です.なお,掲載に当たっては,(一社)日本鉱物科学会から図表や式について転載許可をいただいております.また,オリジナルの和文論文はJ-STAGE(科学技術情報発信・流通総合システム)でご覧になることができます.

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