年代測定
測定手法について
主な測定目的
測定対象物
- 岩種:火山岩,深成岩,変成岩,変質岩
- 鉱物:長石類,角閃石,黒雲母,石基
原 理
- K-Ar年代測定と同様,40Kが半減期12.5億年で40Arに壊変する関係を用います.
- 試料中のKの量は人工的に生じさせたArの量から決定するので,年代測定用データは希ガス用質量分析計のみで得られます.

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特 徴
- 通常10Maより古い試料について年代測定を行っています.
- 他の年代測定法と比べて必要とする試料量が少なくて良いという特徴があります.
- 段階加熱法を用いることにより,試料が経験した熱履歴の検討や,変質を考慮に入れた年代測定ができます.
測定のための注意点
- 風化や変質,二次的な加熱を受けたり,脱ガスが不十分な試料は,年代値の精度や確度に影響を与える可能性があります.
- 測定に必要な試料量は,年代が若い程,またK(カリウム)の含有量が低い程,多くなります.
- 原子炉を用いた試料処理が必要であるため,測定には時間を要します(6ヶ月~1年程度).
関連する研究報告誌「地質技術」
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